名古屋市上下水道局 山崎水処理C 実施方針等公表
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名古屋市上下水道局は、山崎水処理センター整備等事業の実施方針と要求水準書案を9月30日に公表した。現地見学会の申し込みは10月8日正午まで。
応募者の構成は、構成員と協力企業で構成(構成員のみも可)。代表企業は、建設業務または運営業務を行う者がなる(建設業務段階から運営業務段階に移行する際に限り、代表企業、出資割合、および構成員から協力企業への変更を認める)。
参加資格では、設計、建設(土木、建築、プラント機械設備、プラント電気設備)、運営でそれぞれ要件を定めた。建設で求める経審P点は、土木1250点、建築1100点、プラント電気設備1000点。運営は、終末処理場の包括的民間委託業務の履行実績。
事業は、山崎汚泥処理場の撤去と山崎水処理センター(西系) の建設。西系揚水施設を建設し、熱田処理区の汚水を西系揚水施設に取り込む(揚水施設以降の水処理は、西系水処理施設の完成まで市が既存山崎水処理センターで処理)。西系水処理施設を建設し、完成後、熱田処理区、堀留処理区、山崎処理区の水処理を西系水処理施設で行う。
西系揚水施設の運営期間は、2037年4月~57年3月の20年間、西系水処理施設の運営期間は42年4月~57年3月の15年間となる。
今回の事業以降は、将来的に山崎水処理センター(東系)を建設、伝馬町処理区の汚水を受け入れる計画としている。