山内組 廃材を再利用した木質チップ販売中

岡山

廃材を再利用して製造している木質チップ

 土木工事や産業廃棄物処理などを手がける山内組(和気町、山内成見社長)は、建設現場などで発生する廃材を活用した木質チップを販売している。  SDGsの実現に向けて、同社では資源の有効活用を図るための取り組みを進めている。4月に木材チップ業者登録を更新。家屋の建築・解体工事などで生じる建設廃材や製材工場で発生する端材・樹皮を再利用して木質チップを製造している。  木質チップはバイオマス発電の燃料として活用されており、2050年のカーボンニュートラルを目指して二酸化炭素の削減に寄与する環境配慮型の製品となっている。  問い合わせ先は同社リサイクルセンター(0869)93―4002まで。