三重県・滋賀県 名神名阪連絡道路のアンケ実施
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三重県と滋賀県は、名神名阪連絡道路の事業化に向けてアンケートと住民説明会を行う。名神高速道路八日市インターチェンジ(IC)から名阪国道上柘植IC付近を結ぶ延長約30㌔の高規格道路で現在、調査を進めている。
同道路は、滋賀県東近江市、日野町、甲賀市、三重県伊賀市の3市1町を走行経路とした道路。
名神高速道路と名阪国道を南北に結ぶことで、南海トラフ地震の発災への備えとしてリダンダンシーの確保ができる。これ以外にも、大規模災害や事故による通行止めなどのう回機能で効果を発揮するとともに、物流や安全面でも期待されている。
現在、区間が長いことから、早期に効果を発現させようと優先区間を設定して計画の具体化を進めようと検討している。
アンケートは2回目で、1回目は地域 住民・道路利用者がう回・物流・安全・観光の課題などを調査した。今回は、1回目をベースに広域的な視点を設問に加えた。11月9日まで回答を求め、次回以降の有識者委員会で地域・道路交通状況と課題、将来計画の整理、優先区間案の提案、設定などを行う。
住民説明会は、10月11~26日に掛けて計5回開く。伊賀市での開催は10月11日午後2時からで、場所は西柘植地区市民センター(旧ふるさと会館いが)。この他、10月9~20日に道の駅などでパネル展示や事業説明会を行う。伊賀市では10月20日に道の駅いがで実施する。