蒲郡市 竹島ふ頭実施設計を推進

中部

先行整備を予定する竹島ふ頭の現況

 蒲郡市は、東港地区まちづくりのうち、竹島ふ頭の整備に向けた実施設計を進めており、順調なら2027年度に着工する。ふ頭敷地内のうち、北東側で整備する商業機能の設置については、みなと緑地PPPの活用を視野に入れ、26年1月ごろにサウンディング調査を予定している。  市は、JR蒲郡駅から竹島周辺にかけての東港地区で開発を進めることにより、新たなにぎわいの創出を目指している。すでに人気観光スポットである竹島水族館などへ、市街地等からの人の流れを形成するため、竹島ふ頭を魅力ある空間とする先行整備を行う。  竹島ふ頭の敷地面積約2万1500平方㍍を対象に小店舗群広場、全天候型広場、緑地広場などを配置することで、海の玄関口に相応しい意匠性と機能性を確保する。今回の実施設計では各広場の詳細な規模を定めるとともに、施工に向けた積算などをまとめる。また、26年度には別途設計業務を発注予定。埋め立て用地には上下水道などのインフラ設備が不足していることから、設備設計を実施し、27年度の工事に備える。竹島ふ頭での工事期間は27~28年度の2カ年を計画している。  ふ頭北東側に確保する商業機能(小店舗群広場)の整備では、みなと緑地PPPの活用を計画。24年度に実施した1回目のサウンディング調査では、「商業施設の内容や規模感について、ファッションや物販は厳しいため飲食が中心になる」といった意見が挙げられた。  実施設計は中央コンサルタンツ(名古屋市中区)が担当。26年3月27日までの納期で詳細をまとめる。また、実施設計の他、蒲郡駅から竹島ふ頭を結ぶ都市計画道路蒲郡港線で整備予定の歩道空間基本設計も行う。歩道空間の面積は約7500平方㍍。道路西側の歩道(幅員17㍍)を現状からさらに拡幅し、選択性が高く、だれもが楽しく使える安全安心な歩行者動線を検討する。  歩行空間拡幅には、現状4車線の道路を2車線化する必要があることから、妥当性の確認を行うとともに、関係機関との協議などを別途進めていく。