JR四国 高松東急REIホテルをクレメントインにリニューアル 早ければ26年春に施設概要示す
四国
【香川】JR四国は、高松東急REI=写真=ホテルの大規模内装リフォーム工事を実施し、「JRクレメントイン高松兵庫町」としてリブランドする。現在、土地・建物の所有者らと内装デザインやコンセプトなどの協議を進めており、早ければ2026年春に施設の概要やイメージパースを示す考えだ。同年夏ごろの開業を目指す。
高松東急REIホテルは26年3月に営業を終了する。現時点では、工事の設計・施工の担当者は明らかにしていない。同ホテルの規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階建て延べ約6500平方㍍。現状の部屋数は191室で、内訳はシングルルーム24室、ダブルルーム108室、ツインルーム58室、トリプルルーム1室となっている。リブランドに伴い、部屋構成を検討する。
所在地は高松市兵庫町9ノ9。JR高松駅から南へ約600㍍に位置している。
建物と土地の所有者はインヴィンシブル投資法人(東京都港区6ノ10ノ1)で、ホテルの内装リニューアル工事は同法人から発注される見込み。高松東急REIホテルの運営は東急ホテルズ&リゾーツ(東京都渋谷区道玄坂1ノ10ノ7)が担当している。
JR四国ではホテル事業を鉄道事業以外の基幹産業として位置付けており、四国内外へホテル出店を拡大している。髙松市内にある同社のホテルは、JRホテルクレメント高松、JRクレメントイン高松に続き3棟目となる。ビジネス・観光両面の宿泊客に対応し、高松駅周辺のにぎわい創出を図る。