秦野市 水道事業アセットマネジメント計画策定へ

神奈川
 秦野市は、水道事業アセットマネジメント計画策定に向けた業務を日本水工設計(東京都港区)に委託して進めている。中長期的な施設の維持管理計画をまとめる。  資産の現状と将来見通しを把握する他、重要度・優先度を考慮した更新、診断などに基づいた耐震化の前倒しなどを検討する。  対象は管理する全ての水道施設。取水施設(井戸39カ所、湧水5カ所、表流水2カ所、伏流水1カ所)、浄水施設(堀山下浄水場)、送・配水施設(ポンプ場3カ所)、配水施設27カ所、管路(導水管46㌔、送水管23・2㌔、配水管655・4㌔)。  秦野市の水道は1890年に給水を開始した曽屋水道に始まり、横浜や函館とほぼ同時期に全国的にも極めて早い時期に建設、2020年に創設130周年を迎えた。