静岡県 牧之原市の災復に技術支援
静岡
県が技術支援で合同調査
静岡県は、9月5日の台風15号により甚大な被害を受けた牧之原市の公共土木施設に対し、災害復旧に向けた技術支援を開始した。9月30日に牧之原市の職員とともに、増水で護岸が損傷した須々木川など被災した現場の現地合同調査を行った=写真。
当日は、静岡県から交通基盤部河川砂防局土木防災課災害班の清水康弘班長や島田土木事務所の髙田剛志企画検査課長ら6人、牧之原市から建設課職員4人が参加した。今回の公共土木施設の被害は、市施設が河川4カ所と道路2カ所、県施設が河川7カ所の合計13カ所。
支援は現地で被災原因などを調査し、最善の復旧方法などを検討してアドバイスする技術支援や、国への災害査定申請に関して助言を市に対して行う。支援期間は11月末日の災害査定終了までとしている。
県は、災害発生から3週間が経過し、今後は応急期から被災地の生活の礎となるインフラ復旧に向けた取り組みが必要になることから、今回の技術支援を実施した。