神戸市 4拡送水TN更生を第4四半期に変更

大阪

老朽化が進む4拡送水トンネル内部

 神戸市水道局は、WTO対象となる4拡送水トンネル更生工事の一般競争入札の発注時期を第4四半期に変更した。  工事は、老朽化した送水トンネル内に口径2100㍉、延長9246㍍の鋼管を挿入し、中詰め工を行い更新する。工期は約55カ月間。工事場所は東灘区西岡本6~中央区神戸港地方口一里山1。総事業費は135億円を見込んでいる。  1964年に供用を開始した4拡送水トンネルは、阪神水道企業団から供給した水を神戸市内に送る重要な基幹施設。  市内には、4拡送水トンネルの他に3拡送水トンネル、5拡送水トンネル、北神第2ずい道配水池があり、いずれも老朽化が進んでいることから、順次更生を行う。