横浜市 第三設計連合が検討 西部方面校の整備手法

神奈川
 横浜市教育委員会は、西部方面にある学校の建て替えなどに向けた整備手法の検討業務を第三設計連合(横浜市中区)に委託した。全面建て替えか長寿命化改修、両方を組み合わせるといった複数の案を比較し、工期や事業費、課題を抽出する。2026年3月31日までに成果を得て、適切な施設整備方針を決めるための資料として生かす。  学校名は現時点では明らかにしておらず、敷地面積約1万3260平方㍍で普通教室19室程度の規模だという。西部には、保土ケ谷区と瀬谷区、旭区、泉区を含んでいる。  今回の検討では、全ての施設を建て替えまたは長寿命化するか、躯体が劣化している棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ706平方㍍)のみを建て替えて、体育館や給食室は長寿命化改修するという3パターンを想定。全体スケジュールと事業費、仮設校舎の設置要否などを比較検討する。