葉山町 福祉文化会館 福祉機能複合化へ
神奈川
福祉文化会館の整備後のイメージ
葉山町は、福祉文化会館に子育て支援センター(一色1493ノ1)と保健センター(一色1503ノ2)を移設する計画だ。町としては、移設・複合化に伴い改修を行うタイミングを捉え、にぎわい創出のアイデアを持つ民間事業者の参入の可能性を研究する。スケジュールや施設内容などについては、今後検討していく。
福祉文化会館は、本館と増築A棟、増築B棟の3棟で構成。本館の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ3023平方㍍。施設内容は、定員508人の文化ホールや217平方㍍の大会議室があるほか、2階には和室や高齢者向けの入浴サービスのための入浴室などが配置されている。3階は、再整備を進めているクリーンセンターの仮事務所として活用されている。
増築A棟の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ180平方㍍。施設内容は、文化会館の利用者のための楽屋や練習室など。増築B棟の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ418平方㍍。施設内容は、1階が社会福祉協議会、2階が会議室など。
子育て支援センターについては、既存建物が築52年で老朽化が著しいため、クリーンセンターの再整備が完了した後に空きスペースとなる本館の3階に移設する計画。移設する際には、レイアウト変更など改修を行う。子育て支援センターの敷地は、売却も視野に入れ検討を進める。
保健センターについては、本館の1~2階に移設する案が挙がっている。一方で、必要となる規模を踏まえ、増築B棟の社会福祉協議会に移転してもらった上で、空いたスペースに移設する可能性についても検討している。移設時には、調理室の新設など改修を実施する。保健センターの敷地も、売却も視野に入れ検討を進める。
福祉文化会館の所在地は堀内2220。