小牧市北西部地区公園 27年度から造成工事

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 小牧市は、近隣公園として新設する北西部地区公園について、2029年度の供用開始を目指し、道路整備や水路の付け替えなどの整備を進めている。26年度は雨水地下貯留施設の整備に着手し、27年度から28年度にかけて造成工事を行う予定。  公園には、敷地南側に広大な芝生広場、北側に遊具を整備し、中央に一時的な避難場所として活用できる災害用トイレ、かまどベンチなどを設置する。また暑さ対策として、大屋根テントやパーゴラなどの設置も検討している。  設計はオオバ名古屋支店(名古屋市中区)が担当。実施設計には、24年度に実施した地域ワークショップでの意見を盛り込んだ。  地域ワークショップでは、整備プランや利活用方法の他、公園の愛称について意見が交わされ、公園近隣の村中小学校児童の投票の結果、「わくわくパーク村中」に決定した。  整備地は村中地内。村中小学校と東名高速道路小牧インターチェンジの間に位置し、敷地面積は約2万平方㍍。  供用後の管理について、市は地域住民に愛着を持ってもらうため、地域活動の一環として地元関係地区に委託する方向で検討している。今後、地元関係区と話し合い、維持管理方法を決定する。