都 南小岩の都住建替え URリンケージで設計
東京
東京都住宅政策本部東部住宅建設事務所は「都営南小岩二丁目第2団地基本設計」の委託先をURリンケージ(江東区)に決めた。プロポーザル方式で選び、10月1日に同社の提示した1010万円の見積金額を採用。都営南小岩二丁目第2アパートの3棟60戸を解体して3棟104戸程度に建て替える。100日間の委託期間で成果を得て、後続の実施設計や工事につなげる。
都営南小岩二丁目第2アパートは江戸川区南小岩2ノ19他(敷地面積約7011平方㍍)に立地。1976年度に完成した鉄筋コンクリート造3階建ての1・2号棟に48戸、7号棟に12戸を配している。また、敷地北側には区の南小岩二丁目児童遊園がある。
新住棟は3棟104戸程度を想定。付帯施設として駐車場や自転車置き場、広場、廃棄物・有価物保管所、受水槽、電気室などの設置を検討する。
現地の地域地区は東側が準工業地域(建ぺい率60%、容積率300%)、準防火地域、第3種高度地区。西側については第1種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)、準防火地域、第2種高度地区に指定されている。