板橋区 公共施設総量を最適化へ

東京
 板橋区は、「板橋区基本計画2035」の中間まとめを明らかにした。主に公共施設更新経費の軽減を掲げる。2026年3月に同計画を正式策定・公表し、策定後は整合性をとりつつ各個別計画の策定、改定などを予定する。  区は、26~35年度を対象期間とし策定を進めている。新たな需要には既存施設の集約化や再編、統廃合、複合化を図る他、耐用年数が過ぎた施設も同様に対応し、施設総量を抑制する。  また、計画的な管理保全に努め、改修時はユニバーサルデザインや環境に配慮する。  この他、区有財産活用のため、民間活力の導入を検討する。  公共施設の総量は398施設で、延べ面積は87万4693平方㍍(23年4月時点)。