静岡市 用宗緑地再整備の事業者決定
静岡
静岡市は、施設の老朽化が進む用宗緑地を再整備し管理運営する事業者を募集した結果、CSA travelやCSA不動産、市川土木で構成するPine Cone(パイン コーン)を設置予定者に選んだ。募集時に必須施設としていた園路や照明設備、休憩施設は2026年3月までに完成させる。この他、独自に提案があった施設の詳細は公表していないが、宿泊施設や飲食店を独自で整備する模様だ。地元向けの説明会などを経て部分的に明らかになるとみられる。
用宗緑地Park-PFI事業者選定委員会の総評で「宿泊施設や飲食店の価格帯やターゲットについて、用宗のエリアにどのようなものが望ましいのか、市場の需要なども踏まえて検討を深めてほしい」「用宗のまちへの波及効果を大きくするためには、公園や地域 の情報発信も重要。用宗エリアの案内看板を設置できると良い」などの声が上がった。
用宗緑地は、1985年3月に供用を開始した都市緑地で、緑地面積は用宗海岸に沿って東西に約600㍍、約1㌶。トイレ、ベンチ、パーゴラ、遊具、シャワーがある。