関西電力 浜松に蓄電所

静岡

浜松蓄電所のイメージパース

【浜松・中央】関西電力(大阪市北区)、スパークス・グループ(東京都港区)、JA三井リース(東京都中央区)は、浜松市中央区内に「浜松蓄電所」を整備する。設計・資材調達・工事と運転開始後の保守・メンテナンスは関西電力グループのきんでん(大阪市北区)が担う。2028年6月の運転開始を予定している。  太陽光や風力など再生エネルギーの出力抑制が増加していることから、電力の余剰時に蓄電し、不足時に放電できる蓄電所を整備し、電力需給の安定化を図る。  SGET浜松蓄電所合同会社が浜松蓄電所を運営する。定格出力30㍋㍗、定格容量110・3㍋㍗時を備える。  蓄電池の電気は需給調整市場、日本卸電力取引所、容量市場に供出する。関西電力グループのE-Flow(大阪市中央区)がAIを活用したシステムを通じ、各電力市場で取引する。  関西電力、スパークス・グループ、JA三井リースはこの他、茨城県水戸市にも蓄電所を整備し、29年6月の運転開始を予定している。