御殿場市 (仮称)富士山の恵み産業パークの基本計画を三菱地所設計が担当

静岡
 御殿場市は、「(仮称)富士山の恵み産業パーク」の整備に向けて、三菱地所設計(東京都千代田区)に基本計画策定業務を委託した。履行期間は2026年9月30日まで、同月中に基本計画の公表を見込む。  伊豆・箱根や富士五湖の玄関口に、富士山の恵みを最大限に生かした「御殿場型経済・観光活性化」の新しい拠点として整備する。  建設予定地は、国道138号沿いの鮎沢交差点と、細町交差点の間の北側に位置する農用地。4㌶の敷地に、特産品販売や飲食の提供施設、伝統農業などの体験ゾーン、大規模駐車場などを配置する。  26年9月に基本計画を公表した後、基本計画策定中に事業手法や事業者を選定する。早ければ27年度に基本設計を委託し、31年度の整備完了を見込む。市は公設公営や公民連携(PFIやDBO)などさまざまな手法を視野に検討を進めていく。  事業規模は数十億円を想定しており、300万人の年間来場者を目指す。