中国地整と岡山県など みんなで守る適正取引

岡山
 国土交通省中国地方整備局は建設業の取引適正化のため、10月1日から12月31日までの3カ月間を「建設業取引適正化推進期間」として集中的に法令順守に関する活動を行う。みんなで守る適正取引を合い言葉に同局は岡山県など管内5県と共に、建設Gメンによる実地調査をはじめ建設企業などを対象とした講習会の開催や広報媒体を通じた普及・啓発活動を展開する。  実地調査については、改正建設業法で規定された建設Gメンが重点的に実施する他、法令違反が疑われる場合は立入検査・報告徴収により必要に応じて指導・監督を行うとしている。  講習会は5県に先駆けて、岡山県が10月29日午後1時30分からテクノサポート岡山(岡山市北区)で開催。定員は約90人。申込締め切りは10月22日で先着順となっている。講習内容は中国地整による「改正建設業法と法令遵守について」など。他県も11月に順次開催する。  普及・啓発では地整や各県庁内でポスターを掲示する他、HPなどにより広く周知していく。  建設業の健全な発達を促進するため建設業取引の適正化をより一層推進する必要から、国土交通省が示した「建設業取引適正化推進期間実施要項」による法令順守を推進する取り組みを25年度も引き続き10~12月に強化していく。