犬山市 犬山城入口ゾーン便益施設基本設計公募結果
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犬山市は、史跡犬山城跡(犬山城入口ゾーン)に整備する便益施設(トイレ・休憩所)の基本設計を委託する事業者を公募型プロポーザルで募集し、斎藤信吾建築設計事務所(東京都北区)を受注候補者に特定した。
委託料の上限額は685万3000円(税込)、委託期間は2026年3月下旬まで。
同プロポーザルにおける提案者は10者で、次順位受注候補者は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)だった。
史跡犬山城跡の大手門枡形の一部である犬山城入口ゾーンの整備に伴い、周辺が都市化された史跡指定地において、史跡の整備内容や周辺景観と調和する便益施設の基本設計を担当する。
業務対象地は犬山北古券1などの敷地面積3420平方㍍。建物用途はトイレと休憩所を有する便益施設。新施設の 規模は鉄骨造か木造の平屋で、床面積が144平方㍍以下。
今後の事業スケジュールは、25年度内に基本設計を行い、26年度に実施設計、27~28年度に新築工事を予定する。新築の概算工事費は7500万円(税込)を見込む。