コバシHLD 「地球を耕す」新拠点新築へ

岡山

「地球を耕す」新拠点完成イメージ図

 【岡山市北区】農業機械メーカーを主要事業とするコバシホールディングス(岡山市南区中畦684)は、岡山市北区平和町のハレマチ通り沿いに、「地球を耕す」新拠点事務所を新築するため、鹿島・岸本建設JVの設計・施工で9月下旬に着工した。  規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2418平方㍍。特徴は、日本建築の美意識を受け継ぐ「白銀比」(大和比)を採用、法隆寺五重塔や東京スカイツリーなどにも用いられ、正方形の一辺とその対角線の比率を取り入れた親しみを感じる外観になっている。  場所は岡山市北区平和町8番地。完成は2027年5月を予定している。  「地球を耕す」とは、同社が25年に創業115年を迎え、すでにASEANやインドやブラジルなどに進出、次の100年に向けた挑戦の柱を農業機械事業の海外展開と国内新規事業開発に定めた標語で、「岡山から世界へ」の具現化にふさわしい新拠点を建設する。