三島市建設事業協組 安全なまちづくりへ三島市に防災テント寄贈

静岡

三島市長室で寄贈式に臨む(左から)大川事務局長、小野副理事長、山本理事長、豊岡市長、森田副理事長、河田理事、梅原理事

 三島市建設事業協同組合(山本良一理事長)は10月1日、設立50周年事業の一環として、三島市に防災テントを寄贈した。豊岡武士三島市長に対し、クイックテント2張りに関する目録を手渡した山本理事長は、「いざ大規模地震など災害が発生した際に、応急復旧活動など迅速な対応を担うのがわれわれ地元建設業者だ。今後も社会基盤整備を通じて、安全なまちづくりに貢献していきたい」と気持ちを新たにしていた。  寄贈式には山本理事長の他、組合から小野徹副理事長、森田崇副理事長、河田英治理事、梅原雅直理事、大川和美事務局長が出席。豊岡市長と懇談し、社会基盤整備が防災対策の強化に欠かせないことを強調した。  豊岡市長は、組合に対して防災や社会貢献活動への取り組みに謝意を示しつつ、「防災テントは避難所の設営時に活用する他、訓練など幅広い場面で使いたい。今後も地域を守っていただく存在として、さまざまな形で連携していきたい」とした上で、設立50周年の節目を祝した。  同組合は2002年に三島市と「災害応急対策に関する協定」を締結し災害発生時における応急復旧に当たる他、市の総合防災訓練にも参加し災害対応能力を高めている。なお、9日には函南町にも防災テントを寄贈する予定だ。