建退共が加入促進連絡会議 10月からポイント還元キャンペーン

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 勤労者退職金共済機構の建設業退職金共済事業本部は10月3日、建設業退職金共済制度加入促進等連絡会議を開いた=写真。9月にリニューアルした電子申請専用サイトや、建設キャリアアップシステム(CCUS)と電子ポイント方式との連携強化、ポイント還元キャンペーンについて、参加した関係団体に報告。10月の加入促進月間に合わせ、加入促進と電子ポイント方式の活用を呼び掛けるよう、協力を求めた。  会合の冒頭、1日に就任した山本泰司理事長代理は「高く安定した生涯年収を確保することが、安心して働いてもらうためには不可欠。複数掛金制度や民間工事への普及促進などともに、電子ポイント方式で利便性も充実させることで、建退共の充実を図りたい」とあいさつした。  CCUSと建退共の連携が強化され、10月3日以降、新規工事については、CCUSに登録された現場・契約情報、施工体制情報、就業履歴のデータ受け渡しが不要になり、一括で作業できるようになる。9月分の就業履歴データは、10月14日から電子申請専用サイトで確認できるようになる。  連絡会議では、10月に始まった「退職金ポイント還元キャンペーン」についても説明。1日以降に退職金ポイントの購入を申し込むと、ポイントの2%(CCUSと連携する工事は5%)が還元される。2026年度末までに支払いを確認できたものが対象となる。