UNNO十番 KGGホールディングスグループに参入

静岡

握手を交わす神原社長(写真左)と海野社長

 静岡県内で解体業や産業廃棄物の収集運搬・中間処理などを営むUNNO十番(静岡市駿河区丸子3398ノ1、海野勝人社長)は、広島市内で建築工事会社のホールディングス経営を営むKGGホールディングス(広島市佐伯区五日市町5998ノ1、神原雅弘社長)に全株式を譲渡し、9月30日付でKGGホールディングスグループの完全子会社となった。  同社は主力事業の解体工事に力を入れながら、同ホールディングスが得意とする基礎工事や大手ゼネコンの解体工事などの大型案件の受注に力を入れていく。  海野社長は今回のグループ参入について、「今後の会社の発展のためにベストな選択ができたと思う。また、地方の会社が生き残るにはM&Aが必須なので、先陣を切ることができたことも良かった。UNNO十番がよりお客さまに貢献できる会社になっていく姿を内外にしっかりと示していきたい」と語った。