合田工務店が落札 旧香川県立体育館解体工事

四国
 香川県は、「旧香川県立体育館解体工事」の入札後審査型一般競争入札を実施し、合田工務店(高松市)を落札者に決定した。落札金額は税込み8億4700万円。予定価格は9億2041万円だった。工期は2027年9月17日まで。  規模は体育館本体が鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ5423平方㍍。駐輪場が同造平屋62平方㍍。所在地は高松市福岡町2ノ18。敷地面積は6631平方㍍。  旧香川県立体育館は1964年7月に完成した。2012年に屋根落下の危険性が判明し、アリーナ部分の利用を中止した。13~14年度に3回、耐震改修工事を公告したが応札者なしに終わった。  その後、14年9月に閉館。21年度には利活用方法を探るためにサウンディング型市場調査を実施したものの、23年2月に解体の方針を表明した。23~24年度に解体に向けた実施設計を行い、本年度予算に解体工事の施工費を計上した。  解体工事の実施設計は、森勝一建築事務所(高松市)が担当した。