明日の星㊸ 京王設備サービス(渋谷区) 髙橋昊輝(たかはし・こうき)さん 

東京
 京王電鉄(多摩市)の子会社で、1964年に設立し、ビルの総合管理や鉄道施設管理、総合設備工事で実績を重ねている京王設備サービス(渋谷区)。京王電鉄が管理する駅以外にも、ゆりかもめやりんかい線、多摩都市モノレールなどの駅業務も受託している。東京実業高等学校の電気科を卒業後、同社の工事2部鉄道設備担当に所属して2年目を迎える髙橋昊輝さんに、入社のきっかけや将来の目標を聞いた。 ―入社を決めたポイントは。  「昔からプラモデル作りが趣味でモノ創りに魅力を感じていた。趣味を仕事に生かしたいと思い、興味があった鉄道関係の電気設備を中心に就職先を探していた。中でも京王グループで安定しており、駅をつくる仕事に携われることに魅力を感じて入社を決意した」 ―入社してからのギャップはあるか。  「最初に感じたのは、想像以上に現場作業員の皆さんが優しいこと。経験者が多く、工事が予定通りにいかない場合でも、しっかりと事情を説明すれば理解してもらえることがほとんど」  「一方で、作業は想像以上に気を配ることが多い。危険予知活動はもちろんのこと、不測の事態にも対応する力が求められる。鉄道関係の工事だとやりとりをしなければならない関係機関が多く、円滑に工事を進めるためにも、計画を立てつつ臨機応変に動くことが大事だと感じる」 ―現在取り組んでいる業務を教えてほしい。  「現在は駅の照明をLEDに更新する工事や電源を新設する工事に従事している。駅のホームは日中に作業できないことが多く、夜間の作業が中心になる。終電から始発までのわずかな時間での作業になるので1駅の工事でも2~3カ月はかかってしまう。長きにわたる作業では効率的かつ正確さが求められる」 ―仕事のやりがいは何か。  「工事が完了したときに一番やりがいを感じる。趣味のプラモデル作りとも重なってくるが、今までの取り組みが実を結ぶのがうれしい」 ―将来の目標は。  「まずは目の前の仕事にしっかり励んで工事を一通り管理できるようになりたい。同じ部署の先輩は尊敬できる人が多く、自分も努力して早く背中に追い付きたいと思っている。資格面では第1種電気工事士の資格取得に向けて勉強をしている。将来的には施工管理技士1級を取りたい」 (東京支局=清水優)