横浜市 ZEB化改修を検討 上郷地区センターなど5施設 

神奈川
 横浜市建築局は、上郷地区センター(栄区)など計5施設をZEB化改修する。これに伴う設計検討業務の委託先を決めるため、公募型指名競争入札の手続きを開始した。11月4日の開札で落札者を決め、2026年3月27日までに成果を得て実施設計に入る。  各施設の建築・電気設備・空調衛生設備の改修を通じてZEB Readyの達成を目指す。  今回の委託では現地調査を実施した上で、設備改修のみでZEB Readyの達成が可能かを検討。難しい場合は外皮性能の変更を視野に入れて精査する。再生可能エネルギーの導入は対象外。  また、実施設計と工事を横浜市建築保全公社が行うことを想定した資料作成も任せる。  対象施設と概要は次の通り(①完成年②敷地面積③規模)。  ▽上郷地区センター(栄区上郷町1173ノ5)―①2006年②2328平方㍍③鉄筋コンクリート造2階建て延べ1724平方㍍  ▽西谷地区センター(保土ケ谷区西谷町3ノ15ノ1)―①12年②1741平方㍍③鉄筋コンクリート造2階建て延べ1879平方㍍  ▽上白根コミュニティハウス(旭区上白根町233ノ6)―①09年②992平方㍍③鉄骨造平屋298平方㍍  ▽二ツ橋地域ケアプラザ(瀬谷区二ツ橋町83ノ4)―①1991年②480平方㍍③鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ781平方㍍  ▽新田小学校(体育館棟のみ、港北区新吉田町3226)―①80年②1万7171平方㍍③鉄骨造平屋689平方㍍