静岡建専連 県との意見交換会を開催

静岡

労務費基準の適正反映などについて意見を交換する参加者たち

 静岡県建設産業専門団体連合会(北川雅弘会長)は10月7日、静岡県庁で県交通基盤部、財務部との意見交換会を開いた=写真。連合会からは北川会長を含む役員12人と顧問を務める静岡県議会議員4人、県からは髙梨記成交通基盤部長ら幹部職員9人が出席した。  あいさつに立った北川会長は、意見交換会を持続可能な建設業を実現するための重要な機会と位置付け、「建設業界が抱える課題について官民が率直な意見を交わすことで、解決に向かっていくことを期待する」と話した。  髙梨部長は、「担い手の確保や働き方改革などの取り組みについて話し合い、魅力ある建設業界づくりに役立てたい」と語った。  意見交換では、地球温暖化に伴う夏季の現場作業に対する労働時間の短縮・賃金の割り増しや、元請け・協力業者間契約での「労務費基準」の適正な反映など、あらかじめ連合会が県に提出した九つのテーマについて意見を交わした。