ライフ 都筑区の物流施設内に出荷センター

神奈川

大和ハウス工業が開発した「DPL新横浜Ⅰ」の1~3階に入居する

 【横浜】ライフコーポレーション(東京都品川区東品川4ノ12ノ3)は、横浜市都筑区にあるマルチテナント型物流施設「DPL新横浜Ⅰ」内にネットスーパー向け出荷センター「新横浜センター」を開設する。運営開始時期は2027年秋。ネットスーパー事業を拡大し、売上高1兆円の達成を目指す。  「DPL新横浜Ⅰ」の所在地は横浜市都筑区川向町412。第三京浜と首都高神奈川7号横浜北西線の港北インターチェンジの至近にある。大和ハウス工業(東京都千代田区)が出資する特定目的会社が事業主となり、淺沼組東京本店(東京都港区)の設計・施工で22年に完成した。  建物の規模はプレキャストコンクリート一部鉄骨造6階建て延べ9万9643平方㍍。1~3階の延べ3万6457平方㍍を賃借してネットスーパー向けの物流センターを新設する。一部の設備については現賃借人のイトーヨーカ堂(東京都品川区)から承継する。  ライフコーポレーションは、30年度の売上高目標を24年度の8188億円から約1800億円増の1兆円に設定した。目標達成のため、店舗数の増加に加えてネットスーパー事業の拡大に注力。30年度には24年度の約4倍となる売上高1000億円を目指す。  今回の物流センター開設により出荷スペースが拡張するのを機に、未出店エリアへの展開、商品やサービスの拡大といった取り組みを進める考え。