県下水道技術研究会 コミュニケーション研修会を開催

静岡

あいさつに立つ望月会長

 静岡県下水道技術研究会(望月元一会長)は10月9日、静岡市葵区内で「円滑に工事を運営するためのコミュニケーション研修会」を開いた。会員企業14社から35人が参加した。  望月会長=写真=は、「重要な社会インフラである下水道の施工管理では、現場内外でのコミュニケーション能力は重要な技術の一つ。参加者の皆さんに本研修会を通してコミュニケーション能力を養ってもらい、発注者や地域の方々との協議・打ち合わせで活用していただくとともに、安全・品質管理の技術向上につながることに期待している」と話した。  研修会は、参加者をA~Fの六つの班に分けたグループワーク形式で実施。日本コンサルタントグループ(東京都新宿区)の建設産業研究所で経営コンサルタントを務める菅原政朗氏が講師となり、現場のケーススタディーに基づく意見交換や参加者自身の体験事例の共有、施主・発注者の性格に合わせたコミュニケーションの取り方と対応の工夫などを学んだ。