高松市がマンション管理セミナー初開催 管理組合員の知識向上図る

四国
 高松市は21日、マンション管理組合向けのセミナーを初開催した=写真。講演は香川県マンション管理士会のメンバーらが担当。区分所有法改正と管理規約の見直し、大規模修繕工事の進行方法、マンション維持・再生関連制度を説明し参加者の知識向上を図った。今後、アンケート結果などを基に、次回の内容を詰める考え。  当日はマンション管理組合の修繕委員ら約50人が参加した。冒頭、高松市住宅政策課課長の南部隆之氏は「マンションの適正管理には、管理組合の皆さまの協力が不可欠。管理に必要な知識を深める機会にしてほしい」とあいさつ。  現在、香川県内には約500棟(2万6000戸)のマンションがあり、県内の総世帯数のうち約6%を占める。  多くが高松市内に建設されており、市は2023年3月に高松市マンション管理適正化推進計画を策定した。これまで、管理計画認定制度、マンション管理士派遣制度などの施策を通して、マンション管理の適正化に取り組んできた。  講演では区分所有法の改正と管理規約の見直しについて、マンション管理士の田村誠氏が今年の5月に約20年ぶりに改正され、26年4月に施行される区分所有法について説明した。  続いて、香川県マンション管理士会副会長の石田雅浩氏が大規模修繕工事の進め方をテーマに講演。マンション維持・再生関連制度に関しては、住宅金融支援機構四国支店の前田英城氏が積み立てサポート債権「マンションすまい・る債」の内容を説明した。  後半は意見交換会を開催。修繕全般や管理・運営などのテーマを設け、参加者は他の管理組合の取り組みや考え方について意見を交換した。