都 東雲橋の架替え 下り線側の仮人道橋工事に着手

東京

新橋梁の完成イメージ

 東京都は東雲橋(江東区)の架け替えで下り線側の仮人道橋の工事に着手する。10月20日に一般競争入札を開札し、先行して上り線側の仮人道橋の工事を手掛けている坂田建設が落札した。これまでの工事の入札不調などにより、22年3月に公表したスケジュールが後ろ倒しになっており、24年度を予定していた仮人道橋の完成は早くても26年度になる見通し。これに伴い23年度の着手と31年度の完成目標を掲げていた新橋梁の工事も後ろ倒しになる見込みだ。  東雲橋は江東区豊洲4丁目~東雲1丁目間の東雲運河に架かる都道304号(晴海通り)の橋梁。橋長104㍍、幅員31・7㍍の3径間鋼製桁橋で、1966年に完成した。  橋体の損傷が著しい上、海水の影響を受ける運河にあるため塩害による劣化も進行している。また、首都直下地震などの大規模地震に備えて十分な耐震性を確保する必要があることから、12年に橋梁の架け替えを決めた。21年度から工事を進めている。  新橋梁は橋長119㍍、幅員32・5㍍(車道片側3車線10・25㍍×2、歩道片側4㍍×2)の鋼製アーチ橋。既存橋梁の両側(上り線側、下り線側)に仮人道橋を設けた上で、新橋梁の下部工を構築。次に下り線の既存橋梁を撤去して下り線側の新橋梁を架けた後、上り線の既存橋梁の撤去と新橋梁の架設を行う。  先行して上り線側に仮人道橋を設ける工事の工期は26年2月3日まで。また、今回発注した下り線側に仮人道橋を設ける工事は2027年2月26日までに完了させて、取り付け道路の設置などを行う。その後新橋の下部工に取り掛かる予定だ。  新橋梁の予備設計と、仮人道橋の詳細設計、道路の詳細設計は高島テクノロジーセンター(港区)が担当。