ホウコク生コン 救急救命講習で人命救助の基本習う

静岡

応急手当指導員から心肺蘇生法を学ぶ社員

 ホウコク生コン(静岡市葵区、稲葉卓二社長)は10月22~23日、静岡市消防局から応急手当指導員を講師に招き、救急救命講習を開いた。2日間で社員全員が心肺蘇生法やAEDの使用法、止血法などを学んだ。  職場や日常の生活の中で、要救護者を発見した際に必要な行動を習い、実際に人形を用いて心肺蘇生の方法やAEDの使用法など、人命を救うための基本的な技術を習得した。  稲葉貴文常務は、「迅速なAEDの使用は心停止傷病者の救命率を大幅に向上させることができる。重要なのは、AEDの設置場所が増えること、AEDの使用方法を知っていること、それによってより多くの命を突発的な心停止から救うこと」と話し、同社では今後、安全配慮義務の観点からと地域社会への貢献として、近隣の住民が使用することも考慮し、AEDを設置する。