「ももいろインフラーZ」2回目の公開収録 来場者1400人が地下鉄を学ぶ
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アイドルグループのももいろクローバーZと京都大学大学院の藤井聡教授が出演する「ももいろインフラーZ」の公開収録が10月14日、東京都立川市で行われた。2回目となる今回の公開収録は「地下鉄」をテーマとし、来場者約1400人がインフラの重要性について理解を深めた。公開収録のようすは12月7日午前11時からTOKYO MXで放送される他、YouTubeやTVerでも視聴できる。
ももいろインフラーZは、TOKYO MXで隔月レギュラー(偶数月の第1日曜日、午前11時から)として放送している。視聴者がインフラの重要性を楽しみながら学べる番組となっており、ももいろクローバーZのメンバー4人が生徒役、藤井教授が教官役を務める。
今回の公開収録は、インフラファンから根強い人気を誇る地下鉄をテーマとした。各メンバーが東京メトロの従業員の働きぶり、車両点検の裏側、地下鉄で採用されている技術を調査し、クイズを交えながら学んだ。公開収録の後半には、早押しクイズで来場者とコミュニケーションを取りながら会場を盛り上げた。収録を通じて、メンバーの玉井詩織さんは、「インフラは、他人事として考えるわけにはいかない、私たちにとってすごく大切な存在だと分かった」とコメントした。
教官役の藤井教授は、「地下鉄はひとたび事故が起きれば多くの人々の生命を危険に晒す」とし、長い日数と手間を掛ける車両点検を「最も大事なものの一つ」だと語った。また、特に鉄道インフラは「造った後のオペレーションが非常に大切」とし、運用を担う鉄道会社の重要性を説明した。
この番組は、大手建設会社でつくる「ももいろインフラーZ広報協議会」がスポンサーとなっている。
