SRT 26年2月13日に運行開始 名古屋市

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SRTトータルデザイン(名古屋市公表資料より)

 名古屋市住宅都市局は10月24日、名駅~栄間のSRTの運行を2026年2月13日に開始すると発表した。金・土・日・月曜日に祝日を加えた週4日程度、午前9時~午後5時台で1日12本運行する。現金、交通系ICカードに加え、タッチ決済も可能だ。  SRTは、名古屋都心部の回遊行動の促進や、にぎわいの拡大につなげるため、連節バス1両(定員122人)を導入する。運行内容(国土交通省中部運輸局へ認可申請中)によると、運行開始予定日は26年2月13日とし、名古屋駅~栄間で7カ所停車、主に広小路通を運行する。運行距離は5・6㌔。運賃は大人210円、小児100円(障害者割引、敬老パス、福祉特別乗車券制度は利用可)。  運賃の割引では、タッチ決済による一日当たりの利用上限額(大人500円)を設定。名古屋鉄道のMaaSアプリ「CentX」によるデジタルチケット(事前決済、QR乗車)の販売を行う。デジタルチケットは、SRT単独の一日乗車券(大人500円)、名古屋鉄道や堀川クルーズなどとのセット券がある。  運行は名鉄バス。