徳島県クレーン協組 クレーンオペレーターコンテスト開く

四国
 徳島県クレーン協同組合(徳島市 井貝新吾理事長)は10月26日、オペレーターの操作技術向上と親睦を目的に「クレーンオペレーターコンテスト」を開催した。組合員13社、その家族や関係者の他、賛助会員7社の代表や県外のクレーンオペレーターら約150人が参加した。  井貝理事長が「クレーンは常に勉強。技術の研さんに努めてほしい」と呼び掛け、全員で「エイエイオー」のかけ声の後、コンテストがスタートした。内容は25㌧クレーン、13㌧クレーン、ユニック、小型バックホウの積み木早積み4部門のタイムトライアル。  クレーンは地上コーンの上に付けた赤い風船をつりフック先端の針で割る速さを競った。最後の風船は周囲に4個の青い風船があり、これを割ると10秒のペナルティーが加算される。  競技の結果は、25㌧クレーン部門で高島拓実氏(井貝重機)、13㌧クレーン部門で吉田哲典氏(阿波重機)、ユニック部門で香川健治氏(昭和重機)、積み木早積みで山川亘氏(優興業)がそれぞれの1位に輝いた。上位者には商品券が手渡された。  この他、高所作業車やクレーン機の試乗体験では、訪れた子供たちが、普段見ることができない高さからの景色に歓声を上げた。当日は朝から小雨だったが、会場入り口に巨大な〝てるてる坊主〟を掲げた結果、午後にかけて天候が回復した。