野村不 お茶の水女子大同窓会館跡に延べ1万㎡の複合施設 1月着工へ

東京

計画地の位置図

 野村不動産(港区)は、お茶の水女子大学同窓会館跡に整備する複合施設「(仮称)大塚2丁目計画」の新築工事に、2026年1月上旬に着手する。施工者は未定。29年3月末の完成を目指す。  施設規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上13階建て延べ9610平方㍍。低層階に大学施設として記念ホール、産学・地域連携スペース、広報ギャラリー、高層階に共同住宅を整備する。基礎は杭基礎を採用。  所在地は文京区大塚2丁目で、敷地面積は1174平方㍍。  設計は東急建設一級建築士事務所(渋谷区)が担当。  同事業はお茶の水女子大学が23年に公募した土地の有効活用事業。お茶の水女子大学の創立150周年記念事業として、歴史と伝統を受け継ぎながら新しい知性と価値を育む拠点づくりを目指す。