中村建設 巨大3Dプリンター用い現場見学会開く
岡山
中村建設(高梁市、中村浩巳代表取締役)は、国土交通省岡山国道事務所の発注工事で県内初となる「建設用3Dプリンター」を用いた施工に取り組んでおり、10月22日にコンクリートベンチの製作デモンストレーションをはじめとする施工見学会を開いた。岡山大学工学部や岡山科学技術専門学校の学生ら30人を招き、建設業界の若い世代の担い手確保、育成とともに学生らが最先端の建設技術を学ぶ機会を提供した。
見学会は、同社が施工を担当している「令和6年度 笠岡バイパスカブト南地区第22改良工事」の現場周辺で実施。実際に大型3Dプリンターを設置し、ベンチが現場で製作される工程を披露した。現場打ちと二次製品の良いところ取りと言われ、従来6日程度の工期が1日に短縮可能な新技術に触れた学生から「人材不足や建設費高騰に有効」、「完全オートメーションの工場みたい」など感嘆の声が上がった。
当日は、製作デモに先立ちプリンターによる施工の説明をはじめAR技術体験や函渠の構造確認、同社技術者による同第22改良工事の解説と質疑応答を行った。同工事ではプリンターで製作した集水枡を使用するなど、最新の建設技術導入に取り組んでいる。
