高知県 須崎港など長寿命化計画更新
四国
高知県は、須崎港など港湾施設の長寿命化計画更新業務をパスコ高知支店(高知市)に委託した。履行期間は2028年3月17日まで。施設の劣化状況などを把握し、修繕が必要な箇所があれば26年度以降、改修工事に着手する。
今回の業務は、各港湾施設で策定している維持管理計画書について、高知県の港湾施設の維持管理計画書や点検結果、ライフサイクルコストを国土技術政策総合研究所作成の維持管理データベース内への登録や既存の計画書の更新を行う。
業務内容は、維持管理計画書の更新、国土技術政策総合研究所作成の維持管理データベース内への登録、ライフサイクルコストの算定など。過年度に作成した点検診断簿を基に、点検項目やデータベースに登録が必要な情報や基本情報を施設ごとにまとめた点検診断簿、簡易版の維持管理計画書などを作成する。また、ライフサイクルコストの算定を行い、算定情報を簡易版の維持管理計画書にも反映させる。
維持管理計画書を更新する対象港湾は、須崎港、久礼港、上ノ加江港、佐賀港、上川口港、下田港の6港。対象施設は水域15施設、外郭48施設、係留2施設、臨港交通6施設、荷さばき保管7施設の全78施設。
ライフサイクルコスト算定の対象港湾は、須崎港、久礼港、上ノ加江港、佐賀港、上川口港、下田港の6港。対象施設は、水域15施設、外郭48施設、係留2施設、臨港交通6施設の全71施設となる。
