レント 26年5月期第1四半期決算説明会を開催

静岡

利益還元への決意を語る岡田社長

 レント(静岡市駿河区、岡田朗社長)は10月31日、オンラインで2026年5月期第1四半期(25年6月1日~8月31日)決算説明会を開いた。第1四半期の決算概要や今後の業績予想、成長戦略などを説明した。  第1四半期の売上高は126億円(前期比9・2%増)、営業利益は11億円(同10%増)、経常利益は9億円(同11・4%増)で、増収・増益となった。商品の増強やレンタル単価の見直しなどで、利益率を維持しながら売り上げを伸ばした。  5月期全体では、売上高は540億円(前期比10%増)、営業利益は43億円(同10・1%増)、経常利益は37億円(同8・9%増)と予想。7月に開示した業績予想からの変更はなかった。配当性向は30%(同7・5%増)を目標とする。  今後の成長戦略として、レンタルに付随した「バリュープラスサービス」の提供で顧客分野の拡大と収益力の増強を図る。また、シナジー効果を追求した業務提携の輪を「RentLink(レンタリンク)アライアンス」と名付け、企業との連携を推進する。国内新規出店でのシェア拡大、ASEAN諸国のレンタル需要開拓と資産・人材の共有化なども進め、レンタル業界の第三極形成を目指す。  岡田社長=写真=は、「本日の説明会で掲げた施策を確実に実行し、利益をもって顧客と社会に還元できるように、社員一丸となって取り組んでいく」と力を込めた。