吉野川市板野町共同映画 「道草キッチン」舞台あいさつ
四国
吉野川市と板野町は、市制20周年と 町制70周年を記念して共同映画「道草キッチン」を作成。7日から徳島県で先行上映しており、8日に「シネマサンシャイン北島」と「イオンシネマ徳島」で舞台あいさつを行った。当日は、白羽弥仁監督、主演の中江有里 さん、原井敬吉野川市長、東根弘幸板野町長が出席した。
白羽監督が「ロケ地となった鴨島駅周辺は古き良き雰囲気で映画のセットとして理想的な場所。吉野川市と板野町の魅力が伝わる映画となった」、中江さんが「撮影は川島潜水橋が思い出。地域の人々の温かさを感じることができた」とあいさつ。原井市長が「吉野川市の豊富な食材や観光地など吉野川市の良さが伝わる映画となった」、東根町長が「ロケ地を巡るデジタルスタンプラリーの開催など地域振興につながるイベント実施している。映画を機に、徳島の魅力を全国に発信してもらいたい」とお祝いの言葉を口にした。
映画は、主人公が初めて訪れる徳島へ移住を決め、さまざまな事情を抱えた地元の人々や懸命に日本で生きるベトナム人たち、そして自然豊かな食材をもとに作られるベトナム料理を通じた至福の時間を経て、徐々に自分自身の中にある過去のわだかまりや親族とのつながりに真摯(しんし)に向き合い、自分の生き方を見つめ直す物語。吉野川市と板野町の飲食店や自然の風景などが多く撮影された。
