官庁営繕 衆院の九段議員宿舎 松田平田で設計
東京
国土交通省官庁営繕部は衆議院・九段議員宿舎の整備に伴う設計業務の委託先を松田平田設計(港区)に決めた。公募型プロポーザル方式で特定して11月12日に通知した。かつての九段議員宿舎があった千代田区富士見2丁目に想定延べ床面積約1万6100平方㍍の建物を新築して92戸を配置する計画。2027年12月20日までに成果を得て工事の発注に備える。
九段議員宿舎の整備場所は千代田区富士見2ノ14ノ3。以前の建物は耐震性の問題から08年に閉鎖して取り壊した。跡地の一部を千代田区が借り受けて乳幼児広場にしている。
衆議院が18年度に梓設計(大田区)へ業務を委託して新たな議員宿舎の整備について調査・検討。23年度に戸数を92戸とし、面積50平方㍍台後半の単一規格の居室を基本に6戸程度をバリアフリー対応の広規格な居室にする他、会議室、応接室、プレスルーム、多目的室なども設ける方針を固めた。一方、国交省官庁営繕部は24年度に中央開発(新宿区)への業務委託を通じて測量や地盤調査などを実施した。
今回の設計業務では敷地のうち6865平方㍍を活用し、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建て延べ約1万6100平方㍍の建物を整備することを想定。建物の新築と外構の工事に関わる基本・実施設計を進める中で、施工内容を固めて建設スケジュールや工事費などを具体化していく。
