東かがわ 白鳥温泉再整備 水本工務店を特定

四国

現在の白鳥温泉

【東かがわ】東かがわ市は、白鳥温泉の再整備事業について、温浴施設の運営と既存施設の解体工事を行う民間事業者を公募型プロポーザル方式で選定した結果、水本工務店(高松市)を優先交渉権者に決定した。市議会12月定例会の議決をもって契約を締結する。  白鳥温泉は施設の老朽化のため23年3月末で閉館。その後は利用されていなかった。市は23年度にサウンディング調査を実施したが、具体的な方策が立たず、解体設計に着手していた。調査の中で、施設の一部か全体を解体した上での営業は可能との意見があったため、今回の公募に踏み切った。  既存施設は3棟で構成。規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ2595平方㍍。クラブハウス棟は鉄筋コンクリート造平屋30平方㍍。源泉設備は3カ所。その他、駐車場(約100台)、テニスコート、ゲートボール場なども併設している。敷地面積は約2万平方㍍。所在地は入野山465他。