高知県 西部家畜保健衛生所幡多支所建て替え

四国

現在の西部家畜保健衛生所幡多支所

 高知県農業振興部は、西部家畜保健衛生所幡多支所の建て替えを計画しており、2026年度以降に着手する。設計は艸建築工房(高知市)が担当し、26年3月20日までの履行期間でまとめる。  幡多支所の規模は、コンクリートブロック造平屋226平方㍍。1972年に建設。現地建て替えで、建設中は仮庁舎に移転する。新たな施設の規模は、現在と同程度または少し拡大することを想定しており、設計の中で詳細を検討する。  同施設は建物の老朽化が著しく、空調や電気などの設備も旧型の機器や配管となっており、建替整備が必要となっている。また、女性職員の勤務を想定した施設配置ではなく、トイレ、シャワー室、更衣室などの使用に支障をきたしていることから、建築物の耐震化とユニバーサルデザインに対応した庁舎とする。  所在地は四万十市具同5208ノ1。