神建協と建災防神奈川支部が合同慰霊祭

神奈川

弔辞を述べる渡邉会長

 神奈川県建設業協会(神建協、渡邉一郎会長)と建設業労働災害防止協会神奈川支部(黒田憲一支部長)は、11月17日に横浜市営日野公園墓地(横浜市港南区)の慰霊碑前で2025年度神奈川県建設関係殉職者合同慰霊祭を開き、業務遂行中の事故で死亡した殉職者の霊を供養した。  神建協の渡邉会長は「死亡災害は絶対にあってはならない。尊い殉職を教訓として、作業環境の改善はもとより安全意識の向上に万全を期し、労務災害の根絶、殉職者ゼロを目指す」と追悼の辞を述べ、黒田支部長は「年間の死亡災害は神奈川支部発足時に比べれば10分の1に減っているが、今年も多くの事故が発生しており、改めてゼロ災害を誓う」と安全作業への協力を要請。参加者全員で殉職者の冥福を祈った。