東栄 静清高校でドローン出前授業 

静岡

ドローンで補修箇所を撮影する生徒

 東栄(静岡市清水区、伏見和訓社長)は11月17日、静清高等学校で出前授業を行った。研究授業の一環で、工学探究科3年の生徒5人がドローンを使った建物劣化調査についての課題研究に取り組んだ。  生徒たちは1年を通して、ドローンの基礎知識や関連法規、操縦方法などを段階的に習得。ドローン操縦の訓練を重ねた上で、体育館の危険箇所を調査した。  今回の授業では、夏休みに同社が行った照明保護柵の鉄部つなぎ目の補修箇所をドローンで撮影し、記録した。同社の社員が生徒のそばでドローン操作を補助しながら指導した。  生徒たちは「普段触れないドローンを自由に操作できる、とても貴重な時間」と話し、伏見社長は「ドローンの使い道は多岐にわたる。授業を通じて、建設業においてのドローンの有効性を実感してほしい」と語った。