真鶴町 旧民俗資料館利活用で事業者の公募要件を設定

神奈川
 真鶴町は、スモールコンセッション事業による施設利活用に向け検討を進めている旧民俗資料館(旧土屋邸)について、公募要件を公表した。12月13日まで事業者エントリーを受け付ける。12月のプログラム説明会などを経て、本年度内に最終審査を行う。  公募要件は▽旧民俗資料館としての歴史的・文化的価値の尊重▽公共性を保ちつつ収支の安定を確保▽真鶴の暮らしの美意識を感じられる体験やコンテンツの作成▽物件を丁寧に保存・活用し、文化財の登録などの判断があった際の協力▽運営開始後に町民と行政・事業者が対話し、誇りを育む共同体制を構築する―などワークショップなどでの町民らの意見を反映して設定した。  旧民俗資料館の規模は、木造平屋建て225平方㍍。所在地は岩596。明治時代に県を代表する石材企業家土屋大次郎氏の住宅として建設。施設の老朽化が進み、維持管理コスト増大や持続可能な資金調達といった課題に直面したことから、新たな活用方法検討のため2024年9月末に閉館した。  同町は、エンジョイワークスと包括連携協定を締結。 国土交通省が支援し民間の知見を生かした有休公的不動産の利活用を誘導するスモールコンセッション事業の実現を目指している。