中部地整 管内事業研究発表で表彰式

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 国土交通省中部地方整備局は11月18日、同局と関係自治体の職員などが研究成果を発表する「管内事業研究発表会」の表彰式を名古屋市で開いた。分野ごとに最優秀賞9件、優秀賞12件、若手奨励賞7件、審査員特別賞9件を表彰。森本輝局長が受賞者に表彰状を手渡した=写真。  同発表会は、日々の業務の中で直面した課題を発端に研究した成果を披露するもの。当初は、7月30~31日に発表会を予定していたが、カムチャツカ半島で発生した地震による津波警報発令を受けて中止。9月1~24日にかけてWEB開催で84件の研究成果が発表され、同局の濱田禎企画部長らによる審査を経て、各賞を選定していた。  各部門の最優秀賞は次の通り。  ▽生産性向上部門①「松沢川第2砂防堰堤におけるICT施工の取り組み」舩橋良太(富士砂防事務所)▽生産性向上部門②「徳山ダム・横山ダム連携による水位運用高度化の取組」石黒順司(水資源機構徳山ダム管理所)▽維持管理部門①「のり面に繁茂した外来種〝ヨシススキ〟対策について」藤井秀一郎(紀勢国道事務所)▽維持管理部門②「ドローン点群データによる道路施設管理」加藤歓大(静岡国道事務所)▽安全安心・防災部門①「模型やボードゲーム活用の体験型学習による地域防災力向上の取組について」手塚凱斗(長野県安曇野建設事務所)▽安全安心・防災部門②「名古屋国道管内初!スムーズ横断歩道の整備とその効果」堤悠大(名古屋国道事務所)▽活力部門①「歴まち都市への誘客に向けた観光連携事業~歴史と観光をつなぐ2つの要素~」深谷有沙(建政部計画管理課)▽活力部門②「国道41号名濃バイパス6車線化による整備効果」澤圭斗(愛知国道事務所)▽働き方改革部門「職員の技術力向上に向けた試み」秦野翔太(名古屋市河川計画課)