都 八王子の北西部幹線道路約2㌔ 27年度以降に事業着手

東京
 東京都建設局は八王子都市計画道路3・3・74号左入美山線(北西部幹線道路)のうち、八王子市犬目町地内~川口町地内間の延長約2㌔を整備するため、2027年度以降の事業着手を予定している。10月に地元向けの説明会を開いて11月から現況測量に乗り出した。  北西部幹線道路は八王子市左入町の国道16号から同市美山町の美山通りに至る延長約8・8㌔の都市計画道路。八王子市北部・西部地域の交通利便性や防災性・活力の向上を目的に整備する。また、圏央道の八王子西インターチェンジ(IC)と中央道の八王子ICにも接続し、美山通り側の川口地区に整備が予定される物流拠点へのアクセス強化を図る。  美山町から左入町に向かって9工区に分割。市が美山町側の第1~2工区と左入町側の第8~9工区の計4工区(合計約2・3㌔)を、都が中間の第3~7工区の5工区(約6・5㌔)を担当する。都の担当工区は都市計画道路の第4次事業化計画(16~25年度)で優先整備路線に位置付けられている。  今回事業化を予定しているのは、高尾街道から秋川街道までの延長約2㌔区間。地形や河川横断を考慮して五つの横断面で構成させる。  具体的には、▽一般区間=幅員22㍍(車道往復2車線10・5㍍、歩道等5・75㍍×2)▽片側副道区間=25㍍(車道往復2車線9㍍、歩道等5・5㍍と3㍍、副道車道往復2車線5㍍、副道歩道部2・5㍍)▽両側副道区間=幅員30㍍(車道往復2車線7・5㍍、歩道等6・25㍍×2、副道車道往復2車線5㍍×2)▽橋梁区間(川口川渡河部、宮田橋~山王橋間)=幅員20㍍(車道往復2車線7・5㍍、欄干含む歩道等6・25㍍×2)▽盛土区間=幅員24㍍(車道往復2車線10・5㍍、歩道等6・75㍍×2)―とする。  整備に当たっては車道に低騒音舗装を施して車のタイヤと路面の摩擦で発生する騒音を低減。歩道は車道との段差が小さい「バリアフリー化歩道」を採用する。電線類は地中化して十分な幅員を確保するとともに、良好な景観を創出する。川口川渡河部に架ける橋梁は今後実施する設計や関係機関との協議を踏まえて構造形式を決める。  都担当工区の整備を巡っては、2月にまず秋川街道から幹線2級26号線までの延長約1・6㌔(標準幅員22㍍)の事業に着手した。今回の事業化予定区間の西側に位置しており、約55億円(工事費約38億円、用地費約17億円)の事業費を投じて36年度末の完了を目指す。