増加する足場板の窃盗 建設業界に盗難防止対策の強化要請

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 国土交通省は、足場板など金属製品の窃盗が増加しているとして、建設業界に盗難防止対策の強化を呼び掛けている。現場や資材置場の確実な施錠、定期的な見回りに加え、防犯カメラや照明器具を設置するなど、複数の対策を講じ、未然に被害を防ぐよう求めている。  金属製品の中でも、足場板の窃盗件数は増加傾向にあり、警察庁が把握しているだけでも、2020年と比べて2倍に増加しているという。資材が盗難され、施工に支障が生じている事例も報告されている。  足場板、敷鉄板、金属管などが古物取引市場に持ち込まれた場合、古物営業法や金属くず条例に基づく本人確認を行うとともに、盗難品の疑いがある場合の警察への申告、帳簿への記載・記録が必要になる。警察庁も古物取引の関係団体に盗難の疑いのある金属製品の流通防止に協力するよう呼び掛けている。  国交省も、建設業団体に通知し、盗難被害防止対策を強化するとともに、不審者・不審車両の情報があった場合、警察署に通報するよう求めた。