岡山市 11月補正案でアリーナ整備決断
岡山
アリーナ整備決断を述べ る大森岡山市長
岡山市は、11月25日開催の定例会見で、11月補正予算案にアリーナ整備事業関連予算1億2680万円を計上することを明らかにした。大森雅夫市長は同事業について、「スポーツ界からの早期整備の要請、想定50億円の寄付金も27億円と過半を超え事業化すれば前向きに検討する企業が多数あり、早期事業化する必要があると判断。11月補正予算案に費用を盛り込み、アリーナ建設の事業化を決断した」と話した。今後、市議会で補正予算案が承認されれば、アリーナ建設事業が具体的に始動する。
11月補正予算案の概要は、一般会計補正額に11億6300万円を計上、補正後予算額は前年度比3・3%増の4112億0200万円となる。主にアリーナ整備のための測量・地質調査や整備運営事業者選定に要する経費、建築資材の高騰に伴う新庁舎整備事業の追加経費、台風などの豪雨で被災した農地や道路の災害復旧工事を行う経費-などを予算措置している。
建設関連事業予算は、アリーナ関連では、アリーナ整備事業(測量、地質調査委託4800万円、寄付金募集および受け入れ業務委託2750万円)7550万円、国補公園緑地整備事業(アリーナ計画地周辺環境整備として北長瀬未来ふれあい総合公園駐車場進入路など改修)2680万円、単独道路新設改良事業(アリーナ計画地周辺環境整備の道路改修)2450万円。この他、アリーナ整備事業(運営事業者選定など支援業務委託)債務負担行為設定(25~26年度)限度額8000万円、アリーナ整備の寄付積立2億5000万円。
新庁舎整備事業には6億4994万円、同債務負担行為設定(25~26年度)限度額3億5208万円。
農地災害復旧事業(台風15号豪雨被災の北区日応寺地内の復旧)580万円、道路災害復旧事業(豪雨被災した市道御津河内御津津高1号線の復旧)1870万円、同債務負担行為設定(25~26年度)限度額1億5300万円。
債務負担行為に関するものは、福祉文化会館・市民ホール解体事業で労務単価高騰対応による工事費変更のため(25~26年度)限度額3977万円を設定。
施工時期平準化を図り25年度支出を伴わないゼロ市債の債務負担区行為(25~26年度)のものは、用水路改修事業限度額700万円、岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業限度額8000万円、石山公園再整備事業限度額4億1000万円、道路改良・舗装事業他限度額10億7590万円、水道事業配水管老朽管の更新限度額27億8400万円、下水道汚水管埋設限度額10億0290万円。
なお、11月補正予算案には、岡山市内でのインバウンド需要増加傾向を背景に、学識者、観光関連団体、宿泊事業者で構成する「宿泊税等検討委員会」を設置し、新たな財源導入の必要性、使途、徴収方法、徴収額などを検討する事業費に35万円を盛り込む。
外国人団体旅行客向け宿泊助成事業についても、4~8月期集計で前年度比36・3%の12万2164人と大幅に外国人団体宿泊者が増加したため、当初予算2700万円の助成費に対して11月宿泊分で予算額に到達する見込みから、12月以降1100万円を追加補正する。
