ナゴヤ球場移転を発表 6㌶規模で用地公募 26年度に条件公表

中部

ナゴヤ球場の外観

 プロ野球・中日ドラゴンズの2軍拠点が、現在のナゴヤ球場(名古屋市中川区)から移転する。中日新聞社と中日ドラゴンズ、ナゴヤドーム(名古屋市東区)の3者が11月27日、2030年代前半の移転を目指して検討を開始したことを発表。移転先は東海地方の自治体から公募で決めるとした。募集条件は、26年度前半の公表を予定している。  現時点で公表している候補地の条件は、▽メイン・サブ球場や屋内練習場、選手寮、クラブハウス、駐車場などが整備できる土地(参考面積約6㌶以上)が確保でき、利用しやすい土地形状▽バンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)から車で原則1時間以内の距離にあり、来場者が公共交通機関で無理なく来場できる▽自治体からの支援・協力が得られる―の三つ。さらに詳細な要件は、 今後詰めるとしている。  現在2軍拠点となっているナゴヤ球場は、1948年に「中日スタヂアム」として開業。51年の火災から52年の再建を経て、96年まで1軍本拠地として利用されていた。完成から75年以上がたち老朽化していることや、拡張の余地がないことなどから移転を決めたという。移転の方針は今年1月、同球団の吉川克也社長(当時)が一度明らかにしており、中日新聞社と検討を進めていた。  ナゴヤ球場の所在地は名古屋市中川区露橋2ノ12ノ1。最寄りのJR東海道本線・尾頭橋駅から西へ約500㍍に位置し、名古屋駅からは南へ約2・5㌔に立地。約4㌶の敷地には、球場の他、屋内練習場や選手寮などが立っており、これら施設は移転後に解体する見込み。用途地域は商業地域。建ぺい率は80%、容積率は400%。